- 「自分だけの車が欲しい」
- 「アルバイトの収入でクルマを持ちたい」
- 「カーリースはどこがおすすめ?」
- 「とにかく安くクルマに乗りたい」
- 「中古車とカーリースどっちがお得?」
など、この記事では、上記のようなカーリースに関する学生の疑問や悩みを解決します!
カーリースは、将来の下取り価格をあらかじめ利用料金から差し引いて、安くお得にクルマが利用できるサービスです。
クルマをお得に利用する方法として、中古車購入とカーリースで迷っている学生も少なくないでしょう。
そこで今回は、過去の記事の料金比較で最安値となったカーリースから学生におすすめの3社をピックアップして詳しく解説します。あわせて、中古車購入とカーリースの特徴を8項目で徹底比較します。
学生におすすめのカーリースサービスについてわかりやすく詳しく解説しますので、お得なクルマの利用方法としてカーリースを検討している学生の方はぜひ参考にしてみてください。
学生におすすめのカーリース最安値3選
カーリースは主に車種、契約年数、メンテナンス範囲の選択で料金が決まります。
そのため、カーリース会社の料金比較をする場合、
- 車種
- 契約年数
- メンテナンス内容
各項目の条件を同一にして比較することが重要です。
人気カーリース7社を条件別で料金比較した結果、学生におすすめの最安値カーリースは下記3つです。
- 条件別学生におすすめ最安値カーリース3選
- 任意保険を含んだ場合、最安値は、KINTO
- 業界最長11年契約で業界最安月額料金は、定額カルモくん
- 短期契約で最安値は、リースナブル
トヨタ・ライズを料金比較した結果を紹介します。
5年契約 | KINTO | リースナブル | ニコノリ |
---|---|---|---|
車両代金 | |||
税金・登録料 | |||
自賠責保険 | |||
任意保険 | 986,050円 | 986,050円 | |
メンテナンス | 月額3,300円 | 月額3,300円 | |
残価保証料金 | 月額3,000円 | ||
5年総額 | 2,197,800円 | 2,924,050円 | 3,137,650円 |
利用料金 | 月額36,630円 | 月額48,734円 | 月額52,294円 |
任意保険条件
車両保険:あり/使用目的:日常、レジャー/免許証:ブルー/運転者範囲:限定なし/年間197,210円
参考:三井ダイレクト損保
契約期間 | KINTO | MOTA | カルモ | リースナ | ニコノリ | コスモ | SOMPO |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3年 | 39,270円 | - | 44,440円 | 28,000円 | - | 48,180円 | 35,200円 |
5年 | 36,630円 | 39,380円 | 34,370円 | 26,000円 | 32,560円 | 35,310円 | 29,700円 |
7年 | 34,540円 | 30,580円 | 29,750円 | - | - | 30,250円 | 28,380円 |
9年 | - | - | 25,240円 | - | 26,950円 | - | 26,620円 |
11年 | - | 22,770円 | 22,600円 | - | - | - | - |
契約期間 | KINTO | MOTA | カルモ | リースナ | ニコノリ | コスモ | SOMPO |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3年 | 39,270円 | - | 44,440円 | 28,000円 | - | 48,180円 | 35,200円 |
5年 | 36,630円 | 39,380円 | 34,370円 | 26,000円 | 32,560円 | 35,310円 | 29,700円 |
任意保険に加入するなら最安値は、KINTO
KINTO
- KINTOの特徴
- クルマの維持費はすべてコミコミ
- 独自の車両保険付き任意保険が含まれている
- 契約後も柔軟にプラン変更が可能
- 正規販売店でのフルメンテナンス
- 総額が一括購入やローンよりも安い
- カード支払いが可能でポイントが貯まる
クルマの維持費用がすべてコミコミで月額定額
KINTOはトヨタが提供する車のサブスクリプションです。
カーリースとは違い、一般的なカーリースでは含まれないような諸費用もKINTOはすべてコミコミになっていて月額定額料金で車を利用できます。
任意保険、故障修理、車検、メンテナンス、車両オプション、毎年の自動車税、重量税、自賠責保険、消耗品、諸費用
KINTOは、車を維持していく上で必要となる費用がすべて月額定額料金に含まれていて、クルマの維持費が駐車場と燃料の代金だけになります。
さらに、税金と保険料の支払いやメンテナンス管理などはKINTOに代行してもらえますので、各種わずらわしい手続きがなく便利です。
しかも、クルマの利用に必要な維持費をすべて含んで料金比較すると、学生の場合、KINTOが最安値になります。
車両保険付き任意保険が含まれている
KINTOの最大の特徴であり、学生にとっては最大のメリットが車両保険付き任意保険が月額料金に含まれていることです。
カーリースでは、車両保険付き任意保険への加入が推奨されていますが、一般的なカーリースには任意保険が含まれていませんので、別途、保険会社と保険契約をする必要があります。
契約中にカーリースの車を損傷した場合には原状回復が必要で、万が一全損した場合にはカーリース契約は自動的に途中解約となり車の損害補償と解約金が発生しますので、車両保険付き任意保険に加入しておくとリスクの不安がなくなり安心です。
学生の場合、保険の等級が低く、事故率の高い年齢であるため任意保険は割高になります。
しかし、KINTOの任意保険は基本料金に含まれていて、年齢や保険等級に関係なく誰でも同一料金ですので、学生の保険料金が高くなるという金銭的な問題を解決するメリットがあります。
そして、KINTOが契約者となった団体任意保険ですので下記のような特徴があります。
- KINTOの任意保険5つの特徴
- 年齢、保険等級に関係なく誰でも金額が同じ
- 乗る人誰でも保険対象なので運転を交代できる
- 保険を使用してもその後の料金は変わらない
- 事故の損傷、全損も補償され、最大でも負担は5万円
- 対人対物無制限、弁護士特約、ロードサービス、代車がつく最上位クラスの内容
家族でも友達でも乗る人誰でも保険対象者なので、KINTOのクルマは遠出のドライブで疲れた時に保険を気にせず運転を代われたり、友達とカーシェアのようにKINTOの「わりかんアプリ」で割り勘して利用できたり、便利です。
万が一の事故でも対人対物無制限で金銭的なリスクがカバーされ、トラブルになったとしても弁護士やロードサービスが付き、修理で預けることになったとしても利用しているクルマと同等クラスの代車が提供されますので、安心してカーライフを過ごせます。
したがって、KINTOのサブスクは、保険料が高くなりがちな学生にとって自動車の任意保険が月額料金に含まれている点が最大のメリットです。
ニーズの変化に対応できる「のりかえGO」
契約期間中に卒業を迎え、就職して社会人らしい車に乗り換えたい場合などでも、KINTOは契約途中で新車に乗り換えが可能な「のりかえGO」というサービスを提供しています。
契約から一定期間が経過すると1~3ヵ月分の月額料金でその時のニーズに合った新車に乗り換えられます。
したがって、「のりかえGO」を利用すると少ない手数料で無理なく乗り換えができ、ライフステージが変化しやすい学生でも最適なクルマに乗り換えられますので、安心して気軽に好きなクルマが選べます。
ディーラーで専門のフルメンテナンス
KINTOはメンテナンスに関しても完全なフルメンテナンスになっています。
メンテナンス内容は、6ヶ月毎の定期点検、車検整備費用、タイヤ、バッテリーを含むすべての消耗品など維持に必要なものすべてがカバーされていて、トヨタディーラーで専門のメンテナンスが受けられます。
KINTOは定期点検から消耗品の交換まですべて料金に含まれていて、クルマのメンテナンスをすべてプロに任せることができますので、初めてのクルマで知識がなくても安心してカーライフを過ごすことができます。
KINTOのまとめ
KINTOのサブスクはありとあらゆる費用が月額料金に含まれていてカーリース専用の任意保険によるリスクカバーとフルメンテナンスによる万全サポートにより完成されたサービスになっています。
維持費がまるごと含まれていて、車を利用する上で不意の追加出費が発生しませんので、毎月基本の月額料金だけを出費として考慮すればよく、金銭的に計画を立てやすい安心なカーライフを過ごせます。
そして、学生にとっては最大のメリットが最上位の車両保険付き任意保険が含まれていることです。中古車購入で別途車両保険付き任意保険に加入した料金と比較してもKINTOのほうが安くなるでしょう。トヨタ車でカーリースを検討するならKINTOがおすすめです。
業界最安値の月額料金なら、定額カルモくん
おトクにマイカー定額カルモくん
- 定額カルモくんの特徴
- すべての契約で「ネット割」
- 契約から納車までネットで完結できる
- 契約期間が1年単位で選択可能
- 業界最長の11年契約で月額料金最安
- メンテナンスプラン加入で原状回復費用補償
- オプション加入で「もらえる」
ネット割でお得に契約できる
定額カルモくんは実店舗をもたず、ネットを徹底的に活用することでコストダウンを図っています。
ネット活用のコスト削減をユーザーに還元していて、契約時には最大49,500円割引のネット割特典が無条件で適用されます。
契約から納車までネットで便利に済ませられる
見積もりから納車までスマホで完結できますので、ディーラーに出向いて交渉する必要がなく、ネットで手軽に車の利用開始ができ便利です。
車選びや見積もりで迷ったり困ったりした場合には、専用サポート窓口が用意されていて、いつでもマイカーコンシェルジュに相談ができ、予算や生活に適したプランの提案をしてもらえますので、自分にあったプランが選びやすいカーリースです。
卒業に合わせて柔軟に契約年数が選択できる
カーリースの契約は3年、5年、7年など複数年が一般的ですが、定額カルモくんは1~11年の間で1年単位で柔軟に契約年数を選ぶことができます。
学生は、卒業という生活環境の変化がありますが、無駄な期間をつくらずに契約ができます。
例えば、大学生から社会人になったタイミングで契約を終了できるように、卒業に合わせて契約期間を設定、卒業で新たにカーリース契約をするのかカーリースを終了するのか選択できます。
最長の契約年数で月額料金が安い
定額カルモくんが提供する11年契約はカーリース業界で最長の契約年数です。
カーリースは、契約年数が長くなればなるほど月額料金が安くなるので、11年契約を選んで月額料金を大幅に下げることで、アルバイト収入の学生でも十分余裕をもった支払い金額で利用できるようになります。
メンテナンスプランに「原状回復費用補償」が含まれる
メンテナンスプランは3種類あり自分にあったメンテナンス項目を選択できます。
定額カルモくんのメンテナンスプランは全プランで「返却時の原状回復費用補償」が含まれています。
契約満了時に車の状態が悪く原状回復費用が発生したとしてもメンテナンスプランに加入しておけば、原状回復費用をカバーすることができるので安心です。
車がもらえるオプション
車が「もらえる」オプションは7年以上の契約で選択できます。
もらえるオプションは契約満了時にそのまま車がもらえるので、頭金なし月々定額で車を利用しながら契約満了時には車がそのままもらえマイカーが手に入ります。
マイカーが欲しい学生にとっては無理なくマイカーが手に入る魅力的なオプションになっています。
また、もらえるオプションは、最終的に自分の車になりますので、車の価値を維持するためのカーリース特有の制約がなくなります。
- もらえるカーリースの特徴
- 走行距離制限が無制限
- 改造・カスタマイズが自由にできる
- 返却しないので契約満了時の追加出費なし
もらえるオプションをつけることで、利用開始から車をマイカー同然に扱うことができるので、制約があるカーリースと比べて充実したカーライフを過ごせるようになります。
定額カルモくんのまとめ
定額カルモくんは卒業に合わせた契約期間で利用ができます。
また、業界では最長となる11年契約を選ぶことで月額料金が最安水準になり、アルバイト収入だけでも十分余裕を持った車の運用ができます。
さらに、月額料金に500円プラスして「もらえる」オプションをつけると無理なくマイカーを手に入れることができます。
定額カルモくんは生活環境の変化に対応したプランを選びやすい学生にあったカーリースです。
短期の契約で最安値なら、リースナブル
リースナブル
- リースナブルの特徴
- 独自の仕入れで最安保証を掲げる
- 最大50万円残価サポートの積立
- 途中解約OK、解約金がかからない
- 自社で在庫を確保、納車が早い
- メーカー保証5年付きで安心
3年5年契約で月額料金が安い
リースナブルは契約期間3年、5年のカーリースで最安と言える月額料金でカーリースを利用できます。
実際、価格比較してみてもリースナブルより安いカーリースをみつけるのは困難です。
この理由は、カーリースの仕組みの一つである契約満了時の「残存価格」を高めに設定し、走行距離制限を厳しめにとることでカーリース料金に含まれる車両価格をおさえているからです。
オープンエンド方式契約の注意点
リースナブルは、契約満了時に残価精算の必要があるオープンエンド方式の契約形態を採用しています。
オープンエンド方式の契約は、契約時に予測した残価と契約満了時の実際の残価との間に生じる差額を、利用者が精算する契約形態です。
契約満了時の実際の残価が予測した残価を下回っていた場合、利用者が追加出費をして精算する必要があります。
追加精算金をカバーする積立「たまーるプラス」
リースナブルでは、契約満了時の残価精算での追加出費を最大50万円まで補償できる「たまーるプラス」積立サービスが利用できます。
積立サービスに加入しておくと、契約満了時に残価精算で追加出費が必要になった場合、最大50万円まで補償できますので、リースナブルを安心して利用できます。
しかも、「たま~るプラス」には他にも2つ特典があり、「毎月3%の積立ボーナス」と「24時間ロードサービス」が付いていますので、安心してお得にクルマの利用ができるようになります。
途中解約に解約金がかからない
また、リースナブルは「中途解約OK」を公式に掲げていて解約金がかからないのが特徴的です。
一般的なカーリースでは中途解約は原則不可で、中途解約には解約金がかかります。
学生の場合、就職で解約が必要になったり社会人らしい車に乗り換えたいなどニーズの変化が起こりやすいので、あらかじめ解約や契約変更が可能なカーリースを選んでおくと環境変化に対応でき安心です。
リースナブルのまとめ
リースナブルは、公式に「最安保証」を掲げているだけあり3年、5年契約のカーリースでは最安と言える料金でサービスを提供しています。
注意しておきたい点として契約満了時に残価精算で追加出費が必要になる可能性がありますので、最大50万円まで残価精算を補償する積立「たまーるプラス」に加入しておくと安心して利用できます。
生活環境の変化にあわせて契約の変更や万が一の解約にも対応できるので、学生にとっては卒業、就職という環境変化やニーズの変化に対応しやすいカーリースです。
カーリースと中古車購入の比較
クルマを利用する方法として、カーリースか中古車購入か、どちちが利用しやすくお得なのか、検討している学生も少なくないでしょう。
- 利用の仕方が違う
- カーリースは、借りて利用
- 中古車購入は、所有して利用
なのでそもそもの利用の仕方や所有者が違います。
どちらにも良い面、悪い面があり、利用者の価値観やライフスタイルによっておすすめできる利用方法は異なります。
また、クルマを維持するには、次のような手続きが必要です。
- クルマを維持するための手続き
- 初期手続き
- 定期的な税金の支払い
- 保険加入
- メンテナンス管理
クルマはさまざまな手続きと手間があり、これらを比較することで中古車購入とカーリースの違いやメリット・デメリットを整理することができます。
仕組みを理解し自分にあったクルマの利用方法を選ぶことが、後悔のない選択には重要です。
そこで、カーリースと中古車購入との違いを以下の8項目で比較して、ポイントを解説していきます。
カーリース | 中古購入 | |
---|---|---|
仕組み | 借りて利用 | 所有 |
車両価格 | ||
車の状態 | ||
初期費用 | ||
月額料金 | ||
メンテナンス | ||
故障対応 | ||
総額 |
比較.1:利用方法・仕組み
中古車購入とカーリースでは利用方法や仕組みが違います。
中古車購入の利用方法・仕組み
中古車購入は、頭金払いや一括払いなど導入にまとまった金額が必要で、車両代金のすべてを支払う形でクルマを購入して利用します。
クルマの維持に必要な、税金の支払い、保険、メンテナンスなど手続きや支払いは、すべて自分で管理してクルマを利用します。
カーリースの利用方法・仕組み
カーリースは、頭金初期費用なし導入から月々定額料金で、車両代金の一部を支払う形でクルマを借りて利用します。
クルマの維持に必要な、税金の支払い、保険、メンテナンスなど手続きをカーリース会社に任せることができ、維持費用の支払いは月額料金に含むことができます。
カーリースには残価設定という仕組みがある
カーリースには「残価設定」をすることで、一部の車両代金でクルマを利用できる仕組みがあります。
契約時に、契約満了時の将来の残存価格(残価)を予測して設定することです。
車両代金から将来の残価を除くことができるようになり、支払う車両代金が減るため利用料金がお得になります。
カーリースには審査がある
カーリースを利用するには審査が必ずあります。年収や債務の状況などがチェックされ、リース料金の支払い能力が判断されます。
学生の場合、収入と安定性の面で審査基準を満たすことが難しいので、連帯保証人を提案されるケースがほとんどです。
20歳未満の未成年の場合、親権者の同意が必要になりますので、事前に相談しておきましょう。
関連記事:審査が甘いカーリースランキング
借りてクルマを利用するリースとレンタカーは何が違う?
どちらも借りて利用するサービスですが、クルマのリースは、毎月一定の利用料金でお金の管理がしやすく、利用には予約が不要で時間の制約がないので、マイカーのように好きなタイミングで利用できます。
また、国産の全車種から新車が選べて、レンタカーのように「わ」ナンバーではなく、希望ナンバーがつけられ、好きなクルマで快適にドライブが楽しめます。
比較.2:支払う車両代金
中古車購入とカーリースの支払う車両代金について比較します。
中古車の車両代金
中古車購入の場合、車両代金は車種やグレードだけではなく走行距離や年式が大きく影響します。
クルマのスペックや状態の選択次第で購入代金を調整することができます。
また、頭金を支払ってローンを組む場合でも、最終的に車両代金をまるまる支払って利用することになります。
カーリースの車両代金
カーリースの場合、月額料金に含まれる車両代金は車種とグレードが大きく影響します。
契約年数の選択で支払う総額を調整することができます。
カーリースは、残価設定をして予測残価を除いた車両代金を支払うシステムですので、車両代金は一部の支払いで利用できます。
クルマの減少する価値を月額料金で支払いながら利用するシステムとも言えます。
もらえるカーリースは、譲渡が前提の契約で、契約満了時の残価設定を0円として、契約満了時にそのままクルマがもらえる仕組みです。
そのため、将来の残存価格を引かず、車両代金をまるまる含んだ料金を支払って新車を利用することになります。
もらえるカーリースの車両代金を比較することは、新車購入の代金と比較することと同じですので、中古車購入が安くなリます。
比較.3:車の状態
中古車購入のクルマの状態
中古車の場合は、個体によって車の状態は異なります。新車に比べると故障リスクは高く、メンテナンス費用もかかります。
車はエンジンをかけるたびにさまざまな部分で金属がこすれ合い摩耗が生じるため、走行距離に比例して状態が悪くなっていくのが一般的です。
また、前の所有者の使用方法、寒冷地や湿度が高いなど運用環境、事故歴などさまざまな要因で状態の良さは異なります。重要なエンジンの摩耗は使用法により状態の差は大きいです。
所有後にどのくらいメンテナンス費用がかかるか故障リスクがあるかはめぐり合わせ次第となります。
カーリースのクルマの状態
カーリースの場合は、新車なので特に状態を気にする必要はありません。
比較.4:初期費用
初期費用に関してはカーリースと中古車購入では大きな差があります。
中古車購入の初期費用
中古車購入の場合は、車種や業者により金額は異なり、年式が古くなるほど初期費用は高くなる傾向があります。
法定費用、業者への手数料などで10万~30万程度の初期費用がかかります。
カーリースの初期費用
カーリースの場合は、頭金、初期費用はなく、特別な追加料金なく初月から同じ定額料金で利用開始できます。
比較.5:月額料金・維持費用
アルバイトの収入で車を運用していくとすると、学生にとって、月額でどのくらい費用がかかるのかがポイントになるでしょう。
クルマの維持費用として支払いが発生するタイミングは、カーリースと中古車購入では大きな差がある項目です。
中古車購入の月額料金・維持費用
中古車購入の場合は、維持の手続きはそれぞれ個別で、手間も費用もその都度必要です。
特に、車検や税金の納付月にはアルバイトの収入を超えることもありますので金銭的な計画をたてて管理していく必要があります。
自動車税、自動車重量税、車検整備費用、自賠責保険料、任意保険料、車庫代、ガソリン代
カーリースの月額料金・維持費用
カーリースの場合は、税金や車検費用、メンテナンス費用など維持費用は料金に含めることができ月々定額料金で管理することができます。
契約年数やオプション選択を契約時に調整することで毎月のアルバイト収入で無理なく支払える金額の月額料金にできます。
参考記事:ミライースをカーリース7社で料金比較
比較.6:メンテナンス
中古車購入のメンテナンス
中古車購入は、法定点検や車検整備、メンテナンスなどの手配や支払は自分でおこなう必要があります。
また、消耗品を自分で用意する必要がありメンテナンス費用が別途かかるので、クルマの状態次第で維持費に差があります。新車に比べてメンテナンス頻度や維持費用は高くなります。
カーリースのメンテナンス
カーリースの場合、法定点検や車検整備、メンテナンス費用を月額料金に含めることができます。
また、メンテナンス管理はカーリース会社に任せることができます。
比較.7:故障時の費用
中古車購入の故障時の費用
中古車購入の場合、メーカー保証がすでに終了しているケースがほとんどで、故障が生じた場合、その都度修理の手配と支払いを自分でおこなう必要があります。
中古車の故障リスクは高く、エンジン周辺など重要部分が故障した場合には、高額な修理費用が必要になります。
カーリースの故障時の費用
カーリースの場合、新車なので故障自体のリスクは低く、さらに、メーカー新車保証が付いているので万が一の故障でも金銭的な負担がありません。
その上、カーリース各社は独自のメーカー延長保証を提供しているので、加入しておくと契約満了まで修理費用の心配がありません。
比較.8:総額
中古車購入の総額は不確定要素が多く、購入した中古車の状態次第で変わってきます。
購入した中古車が長く乗れて、故障せずメンテナンスがかからなければ、維持費用のみで所有できますので、中古車購入は総額をおさえられるでしょう。
しかし、中古車は初期費用と購入代金がかかっていますので、故障せず長く乗れることがお得になる前提条件です。
中古車購入の総額
中古車購入は、利用開始の初期費用が高く、車両の購入代金がかかるので、購入した中古車がどれだけ長く乗れるかがポイントです。
また、故障やメンテナンスにかかる費用やリスクは中古車である以上高くなるので、車の状態次第では修理費がかさむケースがあります。
早々に故障したり廃車や乗り換えたりする場合は中古車のほうが割高になります。
カーリースの総額
カーリースは、故障はメーカー保証でカバーされますので考慮する必要がありません。
維持費を含んだ月額料金は見積もり時点でわかり、契約満了までの総額も申し込み時点でわかります。
カーリースは手数料が含まれていますので、総額で高くなることがあります。
お得な月額料金でクルマが利用できることよりも、総額が気になる人には向いていないサービスとも言えます。
まとめ
安くてお得なクルマの利用方法として、中古車購入かカーリースかどちらが良いのか、それぞれの生活環境と価値観で異なります。
- 中古車購入でクルマ利用 は、メリットとして車を所有できること、総額をおさえられる可能性が高いことがあります。一方、初期費用と維持費はカーリースより高く、維持費はその都度まとまった金額を準備する必要があります。
- カーリースでクルマ利用 は、メリットとして初期費用なく月額定額料金で利用できること、車にかかる維持費を含むことができることがあります。月々の収入で無理なく安定してクルマを維持したい人におすすめです。
クルマを所有したい場合、カーリースで「もらえる」オプションに加入すれば、最初はカーリースとして月々定額料金で金銭的に無理なく利用し、契約満了時にそのままマイカーが手にはいります。
しかも、契約期間を長くすればするほど月額料金が安くなり月々の負担を最大限おさえることができます。
したがって、アルバイトの収入だけでも無理のない月額料金でクルマを利用し、最終的にマイカーにもできるカーリースは、学生におすすめのサービスです。