- 「月々の料金を抑えてクルマを利用したい!」
- 「残クレとKINTOで迷っている!」
- 「KINTOと残クレはどちらがお得?」
- 「残クレとKINTOを詳しく知りたい!」
など、この記事では、上記のようなKINTOと残クレについての悩みや疑問を解決します!
KINTOと残クレはどちらも契約満了時の残価設定をして月々お得な料金でクルマが利用できるサービスです。
似たようなサービスでどっちがいいのかわからないと感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、KINTOと残クレの違いを7つの項目で徹底比較!KINTOと残クレの特徴、共通点も詳しく解説します。また、KINTOと残クレの維持費を含んだ総額を料金シミュレーションで比較します。
この記事を読むと、KINTOと残クレの特徴や違いを簡単に比較でき、あなたに合う選択肢がすぐにわかりますので、KINTOと残クレどっちかで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
KINTOと残クレの特徴
KINTOはクルマを借りて利用するサブスクリプション、一方、残クレはローンです。
KINTOと残クレはサービスは異なりますが、料金の決め方や支払い方法、クルマの利用法は似ています。
では、どんな特徴があるのか、まずはKINTOと残クレ、それぞれの特徴について解説します。
KINTO9つの特徴
KINTOの特徴として、下記9つがあります。
- KINTO9つの特徴
- 頭金、初期費用なし
- 月々定額料金
- 基本料金に任意保険を含んでいる
- 基本料金に必要な消耗品を含んでいる
- 販売店での正規フルメンテナンスサポート
- カード支払いでポイントが貯められる
- 契約途中で乗り換えや解約ができる
- 幅広い世代でローン購入より安い
- 幅広い世代で一括購入より安い
KINTOは、頭金初期費用なし、維持費を含んだ月々定額料金で、クルマを手軽に利用できるサブスクリプションです。
KINTOで含まれない維持費はガソリン代と駐車代のみなので、クルマの維持にまとまった金額出費がなく、毎月の家計管理がしやすく便利です。
残クレ5つの特徴
残クレの特徴として、下記5つがあります。
- 残クレ5つの特徴
- 返済額は将来の残価を除いた金額
- 一般的なローンより月々の負担が少ない
- 一般的なローンより金利が低い
- 返却時の残価が保証されている
- 契約満了時の選択肢は返却、買取、再クレジットが選べる
残クレは、最終回の返済時のクルマの残存価格を契約時にあらかじめ設定し、車両価格から将来の残存価格を差し引いた金額を返済するローンです。
残クレは、最終回の返済金額を設定した残価にすることで、返済金額が将来の下取り価格を除いた金額になるので、月々の支払い負担が通常のローンに比べて軽くなります。
KINTOと残クレ7つの違い|どっちが得?
この章では、KINTOと残クレの違いを詳しく解説します。
クルマを利用するのにKINTOと残クレどっちのサービスがお得なのか、KINTOと残クレの違いについて下記7つのポイントで解説します。
違い.1:維持費を含んでいるかどうか
KINTOと残クレには、支払いに維持費を含んでいるかどうかという点に違いがあります。
- 支払いに含まれる内容の違い
- 残クレの支払いに含まれる内容:クルマの車両代金のみ
- KINTOの支払いに含まれる内容:クルマの車両代金と維持費
残クレの支払いに含まれる内容
残クレの支払いに含まれる内容は、クルマの車両代金とその金利手数料です。
そのため、利用開始時には初期費用として税金や登録費用、クルマに取り付けるオプションなど様々な費用が別途必要になります。
利用開始後は、自動車税、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、メンテナンス費用などをその都度手配する必要があり、支払いもその都度かかります。
残クレは、ローン支払いは一定ですが、クルマにかかる毎月の費用は維持費がかかるため安定しません。
KINTOの支払いに含まれる内容
KINTOは、毎月の支払いにガソリン代と駐車場代以外のすべての費用が含まれています。
KINTOはクルマを「利活用」することに重点を置いているサービスで、利用するためのわずらわしい手間がなく、クルマに必要な費用が利用料金に含まれた完成されたワンパッケージになっています。
利用開始時の、登録料などの初期費用、オプションはパッケージになっていて、利用期間中の自動車税、自賠責保険、任意保険、メンテナンス費用などはすべて毎月の定額料金に含まれています。
KINTOのサブスクリプションを利用すると、月々のクルマにかかる費用が常に一定になり、家計管理がしやすくなるので、突然のまとまった金額の出費を避けたい人におすすめです。
違い.2:Webで申し込みができるかどうか
KINTOと残クレには、Webで申し込みができるかどうかという点に違いがあります。
- 申し込み方法の違い
- 残クレ申し込み方法:店舗のみ
- KINTO申し込み方法:店舗とWeb
残クレの申し込み方法
残クレの申し込み方法は店舗のみです。
販売店に出向く必要があり、車種選びや支払いプランなどを交渉して決める手間があります。
KINTOの申し込み方法
KINTOの申し込み方法は、店舗とWebからニーズに合わせて選ぶことができます。
KINTOのサイトで車種やプランの料金シミュレーションができ、比較も簡単です。サイトで気に入ったプランが決まればそのまま申し込みが手軽にできます。
違い.3:クレジットカード払いができるかどうか
KINTOと残クレには、クレジットカード払いができるかどうかという点に違いがあります。
- 支払い方法の違い
- 残クレの支払い方法:口座引落
- KINTOの支払い方法:口座引落かカード払い
残クレの支払い方法
残クレの支払い方法は、口座引落が一般的です。
返済期間、クルマの残価設定、頭金やボーナス払いを調整して毎月の支払い額が決まります。
KINTOの支払い方法
KINTOの支払い方法は、口座引落か、カードでの支払いが選択できます。
カード支払いは、カーリースの中でも利用できるところは少なく、支払金額に応じてポイントを貯めることができ、お得になりますのでおすすめです。
違い.4:任意の自動車保険が個別契約かどうか
KINTOと残クレには、任意の自動車保険が個別契約かどうかという点に違いがあります。
- 任意の自動車保険の違い
- 残クレの任意自動車保険:個人で契約する通常の自動車保険
- KINTOの任意自動車保険:KINTOが契約者の団体自動車保険
残クレの自動車保険
残クレはサービスに任意自動車保険が含まれていませんので、個別に保険会社と保険契約をする必要があります。
KINTOの自動車保険
KINTOは料金に独自の車両保険付き自動車保険が含まれています。
KINTO独自の自動車保険は、KINTOが契約者となっているカーリース専用の団体自動車保険です。そのため、一般的な自動車保険とは異なる特徴があります。
KINTOの任意自動車保険の特徴は下記です。
- KINTOの自動車保険7つの特徴
- クルマの契約と同時に自動的に保険加入になる
- 年齢や保険等級に関係なく料金が一定
- 保険を使っても、その後の利用料金が変わらない
- 保険を使っても、自身の保険等級に影響しない
- 保険対象者がKINTOでリースしているクルマを運転する人誰でも
- 補償内容は全損もカバーする車両保険付き
- 弁護士特約やロードサービスなどが付く最上位保険
KINTOの任意保険は、クルマの利用申し込みで自動的に加入になりますので、わずらわしい保険手続きをする必要がなく便利です。
さらに、KINTOの任意保険はKINTOが契約者の団体保険なので、年齢や保険等級に関係なく料金が一定になります。
その上、万が一の事故で保険を使用してもその後の料金は変わらず、自身の保険等級に影響はありません。
加えて、乗る人は誰でも保険対象者になりますので、クルマをシェアしたり、家族や友人と運転を交代しながら遠出のドライブをしたりすることができます。
しかも、保険内容は車両保険が付いた最上位の内容で、万が一の事故での修理は最大でも5万円の負担になり、全損もカバーされて、対人対物無制限、弁護士特約やロードサービスなども付いています。
違い.5:車両代金が値引き済みかどうか
KINTOと残クレには、車両代金が値引き済みかどうかという点に違いがあります。
- 車両代金値引きの違い
- 残クレの車両代金値引き:販売店での交渉が必要
- KINTOの車両代金値引き:交渉なしで値引き済み
残クレの車両代金値引き
残クレの車両代金値引きは、販売店での交渉次第になります。
営業との交渉が得意でない人や面倒な人にとってはハードルが高くなるでしょう。
KINTOの車両代金値引き
KINTOの車両代金値引きは、すでに相当な割引がされている価格になっています。
値引きされた車両金額は非公開で、ブラックボックスになっていますが、一括購入やローンとの比較でKINTOがお得になること、トヨタ自動車が力を入れている事業であることなどからも相当な割引がされていることが伺え、トヨタの新車をお得に利用できます。
違い.6:オプションがパッケージかどうか
KINTOと残クレには、オプションがパッケージかどうかという点に違いがあります。
- オプションの違い
- 残クレのオプション:料金に含まれず別途申し込みが必要
- KINTOのオプション:パッケージとして含まれています
残クレのオプション
残クレのオプションは、販売店での営業との交渉で別途に申し込みをします。
料金には含まれていませんので、オプションの選択に応じた追加料金が必要になります。
KINTOのオプション
KINTOのオプションは、数種類のパッケージから選ぶシステムです。
自分のニーズに合わせて、オプション無しから、フル装備までパッケージされたオプションを選びます。
違い.7:契約満了時の選択肢
KINTOと残クレには、契約満了時の選択肢に違いがあります。
- 契約満了時選択肢の違い
- 残クレの契約満了時の選択肢:返却、買取、再クレジット
- KINTOの契約満了時の選択肢:返却、再契約
残クレの契約満了時の選択肢
残クレの契約満了時の選択肢は、返却、買取、再クレジットの3つから選べます。
返却の場合、残価精算はありませんが、クルマの状態によっては原状回復費用や、走行距離が超過していた時は距離に応じた超過料金がかかりますので、注意が必要です。
買取の場合、契約時に設定した残価での買い取りができます。クルマに愛着ができマイカーにしたい時に対応できます。
再クレジットの場合、残りの残価に対して再びローン契約をします。毎月の支払いが減り、同じ車の利用を継続できます。
KINTOの契約満了時の選択肢
KINTOの契約満了時の選択肢は返却と、プラン次第で、再契約が選択できます。KINTOは買取ができません。
返却の場合、クルマの状態によっては追加料金の可能性があります。
解約金フリープランを選択した場合、2年延長の再契約が選択できます。
解約金フリープランは解約が自由にできますので、その時のライフプランに合わせて利用を判断できる強みがあります。
KINTOと残クレ5つの共通点
この章では、KINTOと残クレの共通点について詳しく解説します。
KINTOと残クレどっちも、
- 残価設定で毎月の負担を減らし
- 月々定額の支払いで
クルマを利用するサービスです。
残価設定とは、契約時に契約満了時の残存価格を予測して設定することです。
似ている特徴も多く、違いが分かりづらいと感じている人も少なくないでしょう。
では、どんな部分で似ているのか、KINTOと残クレの共通点には下記5つがあります。
共通点.1:残価設定で月々の支払い負担が少ない
KINTOと残クレの共通点として、残価設定で月々の支払い負担が少ない点があります。
残価設定により、車両価格から契約満了時の将来の残存価格をあらかじめ差し引くことができ、支払いが将来の残価を除いた金額になるので、月々の支払いがお得になります。
共通点.2:契約終了時の残価が保証されている
KINTOと残クレの共通点として、契約終了時の残存価格が保証されている点があります。
契約満了時の実際の残存価格が契約時に設定した残価を下回っていたとしても、利用者が不足額を精算する必要がありません。
共通点.3:契約終了時に原状回復で追加出費の可能性がある
KINTOと残クレの共通点として、契約終了時にクルマの状態によって原状回復で追加出費の可能性があります。
契約満了時、クルマに凹みやキズ、車内の汚れなど規定された状態より悪い場合に原状回復が必要になり、追加出費の可能性があります。
共通点.4:制限距離超過で追加出費の可能性がある
KINTOと残クレの共通点として、返却時に制限距離超過で追加出費の可能性があります。
どちらのサービスも残価を維持するために総走行距離に制限が設けられています。
契約時に設定された制限距離を超過してしまった場合、距離に応じて追加出費を支払う必要があります。
共通点.5:禁止事項がある
KINTOと残価瀬底型クレジットの共通点として、車の価値を落とすような行為に制限が設けられている点があります。
禁止事項として、ペットの乗車、喫煙、競技走行、走行距離に制限が設けられています。
KINTOと残クレは、返却時のクルマの残存価格を保つ必要がありますので、クルマの価値を落とすような行為に制約が設けられます。
KINTOと残クレを比較
この章では、KINTOと残クレの共通点と違いを一覧表でわかりやすく紹介します。
KINTOと残クレの比較ポイントは下記一覧のようになります。
KINTO | 残クレ | |
---|---|---|
申込み方法 | 店舗 WEB | 店舗 |
車両代値引き | 交渉不要 | 交渉必要 |
支払い方法 | 引落 又は カード | 引落 |
オプション | パッケージ | 別途 |
契約満了時 選択肢 | 返却 再契約 | 返却 再契約 買取 |
任意保険種類 | 団体 | 個人 |
自動車税 | ||
自動車重量税 | ||
自賠責保険 | ||
任意保険 | ||
メンテナンス | ||
故障修理 |
KINTOと残クレを料金比較!【シミュレーション】
KINTOはディーラーでの正規フルメンテナンスや上位の車両保険付き任意保険が月額料金に含まれていますが、残クレには車両代金のみ含まれています。
そこで、維持費を含んだ総額でどちらがお得になるのか、料金比較シミュレーションを紹介します。
残クレの維持費
残クレでクルマを購入した場合、KINTOと違い、クルマに関する維持費が一切含まれていませんので、まずは維持費を試算します。
例:トヨタのRAIZE(ライズ)で試算
RAIZE | 3年分 | 5年分 |
---|---|---|
自動車税 | ¥61,000 | ¥122,000 |
車検 | ¥0 | ¥61,600 |
任意保険 | ¥230,760 | ¥406,580 |
タイヤ | ¥0 | ¥59,268 |
バッテリー | ¥0 | ¥36,179 |
その他費用 | ¥124,000 | ¥200,800 |
合計 | ¥415,760 | ¥886,430 |
トヨタのRAIZE(ライズ)を3年間の維持した場合、維持費の総額は415,760円、5年間の場合、総額886,430円になります。
残クレの金利と残価率
トヨタの残クレでRAIZEを購入した場合、金利と残価率は下記になります。
- 残クレの金利と残価率
- 残クレ3年:金利4.9% 残価率45%
- 残クレ5年:金利4.9% 残価率25%
KINTOと残クレ総額を料金シミュレーション・比較
KINTOと残クレの維持費を含んだ総額の料金を3年、5年で比較します。
RAIZE3年総額比較
例:トヨタのRAIZE(ライズ)で3年総額試算
KINTO 3年 | 残クレ3年 4.9%残価率45% | |
---|---|---|
月額支払い | ¥39,270 | 月々¥32,800 初回¥34,222 |
分割払い手数料 | ¥191,872 | |
維持費総額 | ¥415,760 | |
残価 | ¥-768,150 | |
総額 | ¥1,413,720 | ¥1,565,182 |
月額換算 | ¥39,270 | ¥43,477 |
KINTOのRAIZEの3年契約は、月額39,270円で3年36回払いすると、総額1,413,720円です。
残クレは、月額32,800円で金利手数料191,872円、残価768,150円を差し引いて、総額1,565,182円です。
3年契約で維持費を含んだ場合、KINTOが15万円安く利用できます。
詳細は、【KINTO公式:http:kinto-jp.com】
RAIZE5年総額比較
例:トヨタのRAIZE(ライズ)で5年総額試算
KINTO 5年 | 残クレ5年 4.9%残価率25% | |
---|---|---|
月額支払い | ¥36,630 | 月々¥26,700 初回¥27,235 |
分割払い手数料 | ¥276,885 | |
維持費総額 | ¥886,430 | |
残価 | ¥-426,750 | |
総額 | ¥2,197,800 | ¥2,462,265 |
月額換算 | ¥36,630 | ¥41,037 |
KINTOのRAIZEの5年契約は、月額36,630円で5年60回払いすると、総額2,197,800円です。
残クレは、月額26,700円で金利手数料276,885円、残価426,750円を差し引いて、総額2,462,265円です。
5年契約で維持費を含んだ場合、KINTOが26.4万円安く利用できます。
詳細は、【KINTO公式:http:kinto-jp.com】
残クレと比較してKINTOが向いている人・おすすめの人
最後に、残クレよりもKINTOが向いている人、おすすめの人をまとめます。
- お得な料金でクルマを乗り換えていきたい人
- 保険の等級が低い人
- 年齢が若い・免許取り立ての人
- まとまった金額負担を避けたい人
- 維持費をまとめて家計管理を楽にしたい人
- メンテナンス管理や手続きを任せたい人
- 生活環境に合わせてクルマを乗り換えたい人
- クルマがいつまで必要かわからない人
まとめ KINTOと残クレの大きな違いは維持費
- KINTO は、支払いに維持費が含まれていて、毎月クルマ関連の支出が一定です。クルマの管理はKINTOに任せて、クルマを利用することに特化したサービスです。
- 残クレ は、支払いに維持費は含まず、クルマ関連の支出は安定しません。クルマの管理は自分で行って、クルマの購入代金を借りるだけのサービスです。
KINTOの任意保険は、KINTOが契約者となった車両保険の付いた最上位の団体保険です。
同一料金、誰でも保険対象、万が一の事故でも料金は変わらない、最大負担は5万円、全損もカバー、ロードサービスや弁護士特約がついたフルサポートで、若い世代や等級が低い人にとっては保険料が安くなるので、メリットは大きくなります。
年間の任意の自動車保険料が平均的な8万円程度の場合、維持費を含んだ総額料金シミュレーションの結果では、KINTOは残クレよりも3年契約、5年契約で年間あたり5万円も安く利用できます。
トヨタで車の利用を検討しているなら、KINTOがおすすめです。
KINTOは、他の車種でも簡単にサイトで見積りができますので、ぜひ比較してみてください。
【KINTO公式:http:kinto-jp.com】