- 「カーリース選びで失敗したくない」
- 「学生カーリースの注意点を知りたい」
- 「学生におすすめのプランは?」
この記事では、上記のような疑問や悩みを解決します。
カーリースは、頭金・初期費用なし、ボーナス払いなし、維持費コミコミ、月々定額料金、アルバイトの収入だけで無理せずにクルマが持てるので、学生におすすめのサービスです。
しかし、カーリースは、運営会社やそのプランが多く車種選択も豊富なので、どのように選べばいいのかわからず迷っている学生も少なくないでしょう。
そこで今回は、カーリースを選ぶ際のチェックポイントや自分にあったサービスを選ぶポイントなどを詳しく解説します。あわせて学生向きのサービスプランについても紹介します。
学生がカーリースを選ぶ際、失敗しないための6つのポイント
学生がカーリースを選ぶ際、失敗しないために確認しておきたい下記6つのポイントがあります。
失敗しないポイント.1:学生が契約できる条件を確認
カーリースでは、利用者が契約満了まで滞りなく月額料金を支払えるかどうかを判断するための審査があります。
学生の場合、アルバイトで数年間の実績があれば、審査に通る可能性はありますが、一般的に安定した収入を得ることが難しいため、連帯保証人を立てる必要があります。
連帯保証人が必要な場合は、最初の審査後にカーリース会社から提案がありますので、安定した収入がある親や親族に事前に相談して了承を得ておきましょう。
また、未成年の学生の場合は、親権者の承諾が必要です。
審査は通りやすい?
カーリースの審査は比較的通りやすいと言えるでしょう。
審査基準は非公開であり、カーリース会社と信販会社それぞれ独自の基準に基づいて審査が行われます。
カーリース審査の通過基準は、カーリース会社や信販会社によって異なりますが、自動車ローンの審査と比べて一般的には通りやすいとされています。
また、カーリース会社が提携している信販会社の数によっても、審査の通過率は異なります。複数の信販会社と提携している場合、信販会社の1社でも審査が通ればよいため、審査通過の可能性が高くなります。
失敗しないポイント.2:月額料金と契約期間のバランスを確認
月額料金と契約期間のバランスは学生にとって重要なポイントです。
カーリースの月額料金と契約期間の関係
カーリースの月額料金は契約期間が長いほど安くなります。
月額料金は、車両代金と維持費用の合計を、契約期間で割って、月々定額にした金額です。
契約期間を長くすればするほど車両代金の分割数が増えますので、月額料金は安くなり、アルバイトの収入だけでも余裕ある金額で車が利用できるようになります。
駐車場代、ガソリン代、任意保険料はカーリース料金に含まれていません。これらすべての維持費を含めた金額の支出とアルバイトの収入のバランスをとることがポイントです。収入が足らずにアルバイトの時間を増やして学業に影響が出ないようにしましょう。
カーリースの契約期間
カーリースの契約期間は3年、5年、7年など複数年で提供されています。
また、カーリースは契約期間途中での解約が原則不可で、解約する場合には解約金が必要になります。
そのため、学生は卒業という生活環境の変化でクルマの利用継続ができるのか検討して、契約期間を選択するようにしましょう。
契約期間を長くする注意点
契約期間が長くなればなるほど、月額料金は安くなリます。
一方、契約期間が長くなる場合、下記2つの注意点を考慮する必要があります。
- 契約期間が長いカーリース2つの注意点
- 卒業による環境変化
- 毎月の手数料で総額は大きくなる
契約期間が長い注意点.1:卒業による環境変化
契約期間が長くなると、卒業による環境変化がありますので、クルマの継続ができなくなったり、クルマが必要なくなったりする可能性があります。
カーリースは中途解約が原則できませんので注意が必要です。
対策としては、全国をカバーする大手カーリース会社を選んでおくと、卒業で引っ越しが必要になったとしても問題なく利用継続ができます。
また、途中解約が可能なカーリースがありますので初めから選んでおくと安心です。
契約期間を長くして月額料金を安くするのを優先するのか、契約期間を長くせず卒業に合わせて契約が終わるように卒業後の生活環境の備えを優先するのか、自分のライフプランに合わせて検討しておくとよいでしょう。
契約期間が長い注意点.2:毎月の手数料で総額は大きくなる
カーリース料金には毎月一定の手数料が含まれています。
契約期間を長くすればするほど月額料金は安くなりますが、その分手数料支払いが増え、支払い総額は高くなります。
月額か総額かは利用者の価値観や環境によりますので、自分にあったバランスで契約期間を選択する必要があります。
失敗しないポイント.3:乗りたい車種を提供しているか確認
カーリースで乗れる車種はカーリース会社によって異なります。乗りたい車種を選べるか確認が必要です。
基本的にカーリース会社は、国産全車種を扱っていますが、人気車種だけを扱っているカーリースや自社メーカーのみのカーリースもあります。
また、レクサスや輸入車など高級車を幅広く扱っている場合もありますので、カーリースを選ぶ際に確認しておきたいポイントです。
また、選ぶ車種によってカーリースの月額料金は大きく違います。
価格、用途、デザイン、グレードと月額料金を検討して自分にあった車種を提供しているか確認しておきましょう。
車種によって大幅に月額料金が変わりますので、予定しているアルバイト収入で無理なく利用できるか検討して車種を選ぶことがポイントです。
カーリースで人気車種は軽自動車
カーリースで人気のある車種は軽自動車です。
軽自動車は車体価格や税金などの維持費が安いため利用料金を安くおさえられます。
また、デザインは豊富な上に安全性テストで最高品質を獲得しているケースも多くコスパが良い車種です。SUVタイプの軽自動車もあります。
学生がコスパで選ぶなら軽自動車はおすすめの車種です。
失敗しないポイント.4:利用したいプランを提供しているか確認
「もらえる」オプション、「走行距離制限なし」、「カスタマイズ可能」など、独自のオプションやサービスが提供されているか確認します。
カーリース各社はサービスの差別化でさまざまなオプションを提供しています。
利用目的次第でカーリース特有の制約がデメリットになる可能性があります。
後悔しないためにも自分の利用目的にあったオプションやサービスが利用できるか確認しておきましょう。
学生におすすめのサービスは、「車両保険付き任意保険を含んだカーリース」、「途中契約変更可能」、「原状回復費用補償」、「走行距離制限なし」、「もらえる」オプションなどがあります。
次の章の学生におすすめのサービスで詳しく紹介します。
失敗しないポイント.5:メンテナンスプランの追加が必要か確認
リース料金に車検整備費用を含めるのかどうか、メンテナンス費用、消耗品をリース料金にどこまで含めるか確認します。
一般的なカーリース会社ではメンテナンスプランが2,3通り用意されていて、メンテナンスプランの選択でメンテナンス範囲を調整できます。
メンテナンスプランを追加するかどうかの判断するポイントとして下記2つがあげられます。
- メンテナンスプラン追加判断2つのポイント
- 車検整備費用
- オイル、バッテリー、タイヤの交換
メンテナンスのポイント.1:車検整備費用
車検整備費用は、車を維持する上で必要な維持費です。
基本料金に車検整備費用が含まれているカーリースと含まれていないカーリースの2通りがありますので、申し込みをする時にチェックしておきましょう。
含まれていない場合、メンテナンスプランを追加して料金に含むのか、自分で手配するのかを検討して選択します。
メンテナンスのポイント.2:オイル、バッテリー、タイヤ交換費用
一般的にオイルは半年毎、バッテリーは2年毎、タイヤは5年毎を目安に交換が必要とされています。
オイル交換が基本料金に含まれているカーリースはありますが、バッテリー交換やタイヤ交換はメンテナンスプランを追加することで料金に含めるカーリースがほとんどです。
契約期間が長くなると消耗品交換が多くなりますので、自分で手配するのかメンテナンスプランをつけて任せるのか検討して選択します。
修理やタイヤ交換はまとまった金額を準備する必要があります。メンテナンスプランを充実させて料金に含んでおけば、車にかかる費用は常に一定になりますので、アルバイト収入との収支バランスがとりやすくなります。
失敗しないポイント.6:サポートサービスを確認
クルマを維持していく事に不安がある場合は、利用開始後のサポートサービスがあるのか確認しておきましょう。
いつでも相談できる窓口を設置していたりLINEやメールなどで気軽に相談できるサービスを提供しているカーリースがあります。
困った時のサポートがしっかりしているカーリースを選んでおくと安心して車が利用できます。
学生におすすめのオプションやプラン
カーリースがお得に利用できる学生におすすめのオプションやプランは下記5つがあります。
学生におすすめ.1:任意保険込みカーリース
一般的なカーリースでは任意の自動車保険は含まれていませんが、KINTOのサブスクリプションなど一部サブスクでは、カーリース会社が契約者となった団体任意保険が含まれています。
特に学生の場合、事故率の高い年齢であり、保険等級も高くないため、任意の自動車保険の料金が高くなりがちです。
任意の自動車保険を含んでいるカーリースは学生にとって次のようなメリットがあります
- 任意保険を含んだ料金が最安になる
- 別途保険の手続きをする必要がない
- 万が一の事故でも料金が変わらない
- 友人や家族と運転を換わってドライブができる
- 友達とクルマをシェアできる
学生は、事故率の高い若い年齢であり、保険等級も低いため、別途保険会社で任意保険を契約した場合、保険料金がとても高くなります。
任意保険を含んでいるカーリースの場合、保険の手続きをする必要がなく、年齢や等級に関係なく料金は一定になりますので、学生は特にお得に任意保険を含んだサービスを利用できます。
さらに、車両保険を含んだ保険範囲はカーリース向けの内容になっていて、万が一の事故でクルマを損傷しても補償され、全損もカバーされています。
その上、事故後の料金は変わらず、安心してクルマを利用できます。
しかも、乗る人誰でも保険対象になっているので、クルマのシェアや運転を交代しながらのドライブができるようになります。
学生におすすめの任意保険を含んだカーリースは、トヨタの「 KINTO公式 」です。
KINTOが取り扱う車種はトヨタかレクサス限定ですので、トヨタ車種で検討している学生には特におすすめしたいカーリース会社です。
学生におすすめ.2:中途解約、契約変更可能プラン
学生は卒業という環境変化が控えているため、中途解約や変更が可能なカーリースを選んでおくと状況に合わせて対応できるので安心してカーリースを利用できます。
解約や契約変更を利用して、就職で社会人らしいクルマに乗り換えることも可能です。
中途解約や契約変更が可能なおすすめのカーリースは、「 リースナブル公式 」です。また、トヨタの「 KINTO公式 」は月額料金1,2ヵ月程度の手数料でお得に乗り換えができますのでおすすめです。
学生におすすめ.3:原状回復費用補償オプション
カーリースは返却時に、「1cm以上のキズやへこみ」、「車内の汚れ」や「ペットたばこの臭い」など著しく車の価値を下げるような状態の場合、原状回復に費用がかかります。
免許を取りたてで運転に自信がないなど、こすったりぶつけてしまう心配をしている人にはおすすめのプランが「原状回復費用補償」オプションです。
契約満了時の原状回復での追加出費リスクに備えたオプションをつけておけば一定額まで補償されますので、安心して車を利用することができます。
原状回復費用補償オプションを利用できるおすすめのカーリースは、「 定額カルモくん公式 」です。
学生におすすめ.4:走行距離制限なしオプション
カーリースは、車の価値を維持するために走行距離に制限が設けられています。
制限距離は生活圏で買い物や送り迎え休日でのドライブといった一般的な利用であるならば、十分な長さの距離設定です。
しかし、毎日の長距離通学に利用予定の場合には、制限をオーバーしてしまう可能性がありますので、走行距離の試算をしておく必要があります。
超えてしまう場合や余裕をもたせた距離で利用したい場合は、「走行距離制限なし」のカーリースを選んでおくと安心して車を利用できます。
走行距離制限なしのおすすめカーリースは、「 MOTAカーリース公式 」です。「MOTAカーリース」はすべての契約で走行距離制限がありません。また、「 定額カルモくん公式 」は契約期間7年以上で走行距離制限がなくなります。
学生におすすめ.5:もらえるオプション
契約満了時にそのままクルマがもらえるカーリースを選んでおくと、月々定額料金でクルマを利用しながら最終的にマイカーが手に入ります。
カーリースは返却時のクルマの価値を維持するための制約が多いですが、「もらえる」オプションを付けることで返却せず自分のものになるのでカーリース特有の制約がなくなります。
具体的には、返却時原状回復なし、走行距離制限なし、改造やカスタマイズできるなどがあります。
「もらえる」オプションは、最終的に自分のものになるので使用開始からマイカー同様に扱うことができます。
「もらえる」オプションのあるおすすめカーリースは、「 MOTAカーリース公式 」です。「MOTAカーリース」はすべての契約でそのままもらえます。また、「定額カルモくん公式 」は契約期間7年以上でオプションが付けられます。
まとめ
カーリースを選ぶ際の6つチェックポイントを紹介。
- 学生が契約できる条件の確認
- 料金と契約期間のバランス
- 乗りたい車種の確認
- 利用したいプランの確認
- メンテナンスの確認
- サポートサービスの確認
また、学生の特性とカーリースの特性を考慮したおすすめのサービスとして、
- 任意保険込みカーリース
- 中途解約、契約変更可能プラン
- 原状回復費用補償オプション
- 走行距離制限なしオプション
- もらえるオプション
5つを紹介しました。
学生におすすめのサービスを提供しているカーリース
- 「KINTO公式 」
- 「MOTAカーリース公式 」
- 「定額カルモくん公式 」
- 「リースナブル公式 」
の4社を紹介しました。